“あすびや”でレンタルして遊べるアイテムに新たに「電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+」が登場しました!女性や未成年でも乗りやすいシンプルなフォルムでありながら、登板能力や一回の充電での走行距離はこれまでの物と同様かそれ以上となっています。

まず、この電動アシスト自転車の仕様や特徴について詳しく解説し、どういった方にお勧めできるかを記載します。そして楽しみ方や、その他の利用方法のオススメついても触れます。さらに、レンタル料金や利用についてのルールについてだけでなく、購入する場合についても詳しく説明し、利用しやすい環境を整えるための情報を提供します。

このガイドを通じて、楽しいアクティビティの新しい選択肢を見つけ、奄美大島観光やそれぞれのQOL向上に役立てていただければ幸いです。新たな遊びの世界があなたを待っています!

電動モビリティー電気を動力源とする乗り物の総称で、電動自動車(EV)や電動バイク、電動キックボードなどが含まれます。

 “あすびや”では免許不要で楽しめる電動モビリティーを多く扱っています。観光のお供に、アクティビティとして、様々なカタチでご利用いただいています。

目次 

[電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+とは]

-電動モビリティーの特徴、これまでの製品との比較-

-適応身長やその他の注意点-

[結局どれを選べばいいの?!最新のものが一番?]

-年代別 人気&オススメ電動モビリティーとその特徴-

-目的別の電動モビリティー選択オススメ紹介-

[レンタル料金やルール]

-時間ごとのレンタル料金-

-利用時のルール-

[まとめ]

電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+とは

一般的な電動アシスト自転車のモーター出力は250Wのものが多いですが、本製品はその倍の500Wモーターを搭載。坂道や漕ぎ出しが非常に楽になり、移動を快適に支えるパワフルな設計です。

また、これまでの500Wモーター出力の電動アシスト自転車はそのパワーに比例して車体が重く、大きくなってしまうことが多かったのに対し、この製品は乗りやすいフォルムで車体重量約26.5㎏とこれまでの電動モビリティーの中でも小型化・軽量化しており、女性でも取り回しがしやすいことも大きなメリットです。

電動モビリティーの特徴、これまでの製品との比較

“あすびや”で扱っている電動モビリティーは、どのモデルもバッテリーを簡単に取り外すことができ、家庭用コンセントから簡単に充電することができますが、電動モビリティーは充電時間が使用時間に比例して長くかかるため、ガソリンのように給油して数分で走り出すようなことはできません。また、バッテリーが車体全体の重さの約半分ほどとなるため、予備のバッテリーを携帯するというのも現実的ではないでしょう。

そのため、電動モビリティーは1回の充電での走行距離が長い方が気軽にたくさん乗ることができて便利だと言えます。そして車体が軽い方が男女問わず、様々な場面で扱いやすくストレスになりません。電動モビリティーを利用するにあたって登板能力の強弱もとても重要視するポイントです。登り坂を楽に進めることで、安心して目的のポイントまでの移動を楽しむことができます。

下記に“あすびや”で取り扱いのある電動モビリティーの違いを表にしてまとめたものを載せました。

             ※ 走行距離は路面の状況や負荷重量、操作方法等によって変動します。

適応身長やその他の注意点

“あすびや”では、電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+の適応身長は150㎝以上・年齢制限なし、となっています。自転車型特定小型原付や電動キックボードなどは身長140㎝から楽しめますが、16歳以上でなくてはご利用いただけません。ご予約いただいている場合でも、適応身長未満で足が届いていない場合や道路交通法で不可な利用者である等の場合はご利用をお断りさせていただく場合がございます。

また、あきらかに二輪走行に適さない荷物の積載や悪天候時の無理なご利用もお断りする場合がございます。荷物は“あすびや奄美空港前店”に無料の預かりスペースやコインロッカー等の設備があり、そちらにお預けいただくことも可能です。

他にも、電動アシスト自転車を予約して丈の長いスカートやワンピースで来られたり、そもそも自転車に乗れない方だったり、といった例が過去にありましたが、スタッフが危険と判断した場合は記載のない事柄であっても貸出をお断りすることがあります。

もし利用したいけど心配なことがある場合は、下記の公式LINEからスタッフに直接質問することもできますのでお気軽にご利用ください。

結局どれを選べばいいの?!最新のものが一番?

今回は 電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+ が新規貸出アイテムに追加ということでアピールしてきましたが、上の表にあるように実は一長一短の部分もあったり、表に記載された情報以外にも特徴があったりするため、一概に最新の電動モビリティーが過去の全てを凌駕してるとは言えません。

そこでこの章では、お客様の年齢や身長・服装、目的ごとの利用方法などから、どのアイテムが人気があり適しているかを紹介していきます。

年代別 人気&オススメ電動モビリティーとその特徴

まずは年齢別の利用者層ごとにそれぞれの人気の理由や特徴をまとめてみました。

10~20代に人気・オススメ 電動キックボード

10~20代の利用者の方の人気No.1は電動キックボードです。人気のポイントは、身長や服装を選ばずに乗れること乗って一番楽しそうと思ったという理由が多かったです。電動キックボードは16歳以上であれば身長140㎝から乗れますし、スカートやワンピースでも乗ることが可能です。また、電動キックボードに乗ること自体をアクティビティやレジャーとして楽しむ傾向があるようでした。

30~40代に人気・オススメ 電動アシスト自転車COSWHEEL MIRAI

30~40代の方に人気の高かった電動モビリティーは電動アシスト自転車COSWHEEL MIRAIでした。バイクのような力強い特徴的なフォルムがカッコイイと思った少し運動も兼ねたいという意見が多くありました。また、電動アシスト自転車COSWHEEL MIRAIは他の電動モビリティーにはない強みがあり、それは大きくて太いタイヤ車体のサスペンション油圧式ブレーキの装備によって凹凸のある道やオフロード走行に強いことから、よりアクティブにサイクリングを楽しめます。

50代以上に人気・オススメ 自転車型特定小型原付RICHBIT CITY(E-cycle)

50代以上の利用者は自転車型特定小型原付RICHBIT CITY(E-cycle)が人気でした。自転車のようなフォルムで非常に乗りやすく、車体も軽いため取り回しがしやすく、電動モーターの推進力のみで進めるので楽々で、登り坂も一切体力や筋力を必要としません。1回の充電での走行距離は約30㎞と短めなものの、1時間~2時間くらいの外出やサイクリングには十分と言えるでしょう。

もちろん、上記は一番人気のアイテムをただ利用者の年代ごとに区分しただけですので、50代以上で電動キックボードを“最高に楽しかった!”とエンジョイされた方も、10代で自転車型特定小型原付で“とても楽に目的地まで行けた、疲れずに風を浴びれて素敵な景色も見れた”と堪能された方もいらっしゃいますので、あくまで参考までに。

電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+ はどの年代に人気が出そう?

電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+ は30代以上の方に幅広く人気がでると思われます。一番のメリットはその乗りやすさ長距離走行が可能なことを両立できている点、次点で比較的登板能力にも優れている点でしょう。多くの人が自身が乗ったことのある自転車に一番近い形状と操作方法だけで利用でき、一番身近なフォルムの乗り物だからこそ、過去の経験と比較してパワフルな電動モーターのアシスト力を実感できることができるでしょう。

逆に乗り物自体に新鮮さやレジャーとしての楽しさを求めてこられる方の多い、10~20代のお客様の中では3番手くらいの人気になるかと予想しています。

目的別の電動モビリティー選択オススメ紹介

ここでは当店で電動モビリティーを利用されたお客様の目的ごとに利用頻度の高いものから、その目的に沿ったアイテムを紹介させていただきます。

1. あやまる岬観光公園や土盛海岸への移動(笠利サイクリングロード)

あやまる岬観光公園土盛海岸も美しい絶景ビーチとして奄美北部で非常に人気のある観光スポットです。さらに奄美空港前からあやまる岬観光公園までは笠利サイクリングロードと呼ばれる舗装されたサイクリング用の路があり、車道よりも海沿いを美しい海を眺めながら走行することが可能です。この笠利サイクリングロードを通れば、土盛海岸に立ち寄りながらあやまる岬観光公園まで行くことができます。

あすびや奄美空港前店から片道約7㎞、自転車で30分ほどであやまる岬観光公園に到着でき、往復1時間で気軽に行けるサイクリングロードですが、土盛海岸の美しい白いビーチに降りて写真を撮ったり、あやまる岬観光公園展望台付近にあるカフェで休憩したり、他にも様々観光をされて3時間くらいのレンタルになることが多いですね。

とは言え、走行距離としては15㎞未満ですので、一番走行距離の短い自転車型特定小型原付(E-cycle)でも十分に楽します。さらに言えばサイクリングロードにもそれなりの起伏があるため、電動キックボード自転車型特定小型原付(E-cycle)などのタイプが一番楽に走行することができます。

もちろん、多少の起伏は漕いで大丈夫な方であれば電動アシスト自転車でも楽しめますよ。

2.宿泊先周辺の散策

あすびや奄美空港前店では奄美大島北部(名瀬から北)に限り、いくつかの条件はありますが無料でアイテムの配送サービスを承っております。その配送サービスを利用してお客様の宿泊先に電動モビリティーを置いて周辺の散策などに利用される方も多くいらっしゃいます。この場合、家庭用コンセントから充電可能な機器も一緒に貸出いたします。

宿周辺の散策の為の利用では、観光の他にちょっとした買い物であったり、店舗の営業時間にとらわれることなく朝や夕方のサイクリングを楽しんだりすることが可能です。

どのタイプでも利用可能な使い方ではありますが、1回の充電での走行可能距離の長さや前カゴやキャリアがあることから、今回レンタル開始した電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+が一番使いやすいのではないでしょうか。他のモデルだと荷物の積載スペースがないので、別でリュックを用意しておく必要があります。また、都度充電するのは手間だと感じる方もいるでしょう、電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+であれば日中利用して夜間に充電という使い方で、ほぼ充電切れの心配はありません。

配送サービスの利用条件については下記の内容となっています。

※前日までに電話またはウェブ予約をお願いします。配送希望時間に先約がある場合など、在庫があっても運送スケジュールの都合で承ることができない場合がございます。

一部ご宿泊先までの遊具の運搬は無料です(奄美市名瀬以北)。

  • 運搬の指定地点は奄美大島本島内でかつ、携帯の電波が十分に届く場所でお願いします。
    (お客様にしっかりとアイテムをお届けする為、運転手からの電話確認や位置情報の共有をお願いする場合がございます。)
  • 指定地点のお客様のご利用予定が確認できない場合や遊具の持ち込みが許可されていない場所だった場合、
    遊具のレンタル・運搬サービスともにキャンセル扱いとさせていただく場合がございます。ご了承ください。
  • 運搬サービスご利用の際は、当社がアイテムを回収するまで、お客様の責任においてご使用ください。
    (回収前に放置しての紛失、盗難に十分ご注意ください。)
  • アイテムの受取り時と返却時は必ずお立会いください。
  • 運搬サービスご利用時のレンタル料金は現金のみ、アイテム受取り時の支払いとさせていただきます。

3.長距離移動(奄美北部一周や奄美南部までの移動手段としての利用)

長距離の移動で利用される方には電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+電動アシスト自転車COSWHEEL MIRAI電動キックボードが順にオススメです。奄美大島には途中で充電することができない海や山、畑しかない場所がたくさんあります。また建物があったとしても、そこに人はいるのか、充電をお願いできるような場所なのか、わからないのが普通でしょう。なので1回の充電での走行距離が長い電動モビリティーがマストです。

そして、この利用方法には充電切れ以外にも大事な注意点がいくつかあります。1つは島の天気は変わりやすく、予報が難しいことです。晴天の空模様から10分くらいで真っ暗な雨雲に覆われたり、晴れてるのに雨が降る“天気雨”もあります。場所によって天気が全然違うことも頻繁で、例えば奄美北部の空港周辺は快晴だったのにトンネルをくぐった先は土砂降りの大雨だったなんてこともよくあります。

2つめはトンネルや山道の多さです。奄美大島は空港から南部に進むほど起伏が激しくなるイメージです。トンネルの通っているところは、比較的なだらかですが、暗くて道が狭いトンネルや距離が長いトンネルもあります。山道の起伏の傾斜・長さは非常に大きく長い場所も多くなっています。

また、奄美大島の大きさも勘違いされたまま移動用に電動モビリティーを考えてこられる方もいらっしゃいます。奄美大島の面積は約712㎢で、日本で3番目に大きい離島であり、東京都23区(約627㎢)より広いです。安易に“レンタカー代やバス代を節約したい”とか“経験も知識もないけど島くらい行けるだろう”という考えでの長距離移動目的でのレンタル利用は絶対におやめください。

電動モビリティーでの長距離移動を楽しまれることが目的であれば、雨具や着替えなどを用意し、体調管理をしっかりとして熱中症や事故など安全に気を付けて行ってください。過酷な面もありますが、その分きっと素敵な景色やお店、様々な出会いがあることでしょう。

レンタル料金やルール

ここでは新しくレンタル可能となった電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+と他の各電動モビリティーのレンタル料金について解説し、その利用についてのルールも説明します。

時間ごとのレンタル料金

あすびや奄美空港前店では、電動モビリティーの料金設定は2パターンあります。まず当日利用の場合、3時間までの利用料金を基本料金として延長1時間ごとに料金が加算されます。3時間まで、というのは上記-目的別の電動モビリティー選択オススメ紹介-で紹介した一番多いサイクリング利用目的のあやまる岬観光公園までの笠利サイクリングロードをゆっくり観光できる時間設定になっています。

次に24時間以上のレンタル料金設定です。こちらは泊数をあらかじめ設定されている24時間利用料金にかける形で計算し、時間ごとの料金よりも安く利用できるようになっています。ただし、奄美大島の夜は街灯が少なく道が真っ暗ですし、夜行性の毒蛇ハブが道にでてくることもあり、夜間のご利用はおすすめしておりません。

実際の電動モビリティーのレンタル料金は下の表のとおりです。

利用時のルール

電動モビリティーのレンタサイクルをご利用の場合、以下のルールをレンタル開始前に確認し、貸渡し証にご署名いただく必要があります。

〇ブレーキやハンドル操作、その他機能について正常に作動することを確認し、利用について問題がないことを承諾した上でレンタサイクルを利用します。

お客様の不注意によって、次の利用者へ十分に貸し出せない破損や紛失があった場合、破損の程度や修理にかかる日数に依らず、アイテムごとに定められたの一定の料金を修理代・営業補償代金として支払います。

〇速度超過や危険な運転はせず、その他の貸出時に説明される注意事項を厳守します。

〇車体に異常を感じた場合は速やかに貸出店舗に報告します。

〇走行可能距離を超えて走行して起こった充電切れや、無理な走行による故障等の救援の場合、かかる人件費や修理代金を支払います。

〇貸渡期間が1日以上となるときは、日常点検は利用者が本人の責任のもと実施します。

〇事故等が発生した場合は、けが人がいた場合その処置を優先し、その後警察と貸渡店舗に速やかに連絡します。

〇上記事項を守らなかった場合と保険適応外の事故等による損失は利用者自身の責任で対応します。

悪意で破損を隠して返却、または返却をされなかった場合は、法的機関への手続き費用や営業補償代金、修理にかかる費用を全額支払います。

ご利用されるお客様の安全とこれからも継続して多くのお客様にレンタサイクルを楽しんでいただくために、ルールをしっかりと守ったご利用をお願い申し上げます。

まとめ

電動モビリティーは誰でも気軽に利用でき、観光や生活の助けとして非常に便利な乗り物です。しかし、その種類も多く出てきている中で、どれが自身の目的にあったアイテムかを見極めるのは大変です。新しく“あすびや”のレンタルアイテムに追加された電動アシスト自転車EVEREST XING CITY+も含め、この記事の内容が少しでもあなたのお役に立てることを願っています。

もちろん“あすびや”でレンタル利用をされる際にはスタッフに直接ご相談いただくのも歓迎しております。あなたの目的とスタイルに合った電動モビリティーを利用して、安全で快適な観光やレジャーを楽しんでください。