ここでは、奄美大島でアクティビティを楽しむ為のプランについて、ガイド付きとアイテムレンタルのみの大きく二つのパターンに分けて、そのメリットとデメリットを考えてみました。

奄美大島を訪れる人々や住人の皆様が、それぞれにあったプランで楽しめる一助となれば嬉しいです。

ガイド・ツアーのメリット、デメリット

メリット1:安全性が高い

ガイドやツアーをお願いする場合の一番のメリットはこの「安全性」ではないでしょうか。

知らない土地の海や山で遊ぶ場合、ガイドなしでは思わぬ事故に遭遇してしまう危険性もあります。

そういった時にはお客様の安全を第一に考え、その場所やコースのことを熟知している人間がいるのはとても頼りになりますし、安心して楽しむことができます。

メリット2:時間管理が楽々

ガイドやツアーは事前に申し込んだプランどおりにスタッフがタイムスケジュール管理を行ってくれます。

最中に時間を気にしないでいいのはとても安心できます。

メリット3:知識や情報の宝庫

ガイドは案内する場所やアクティビティ、それに使うアイテムなどに豊富な知識を持っています。

安心安全なだけではなく、現地の情報や豆知識、楽しみ方などを一緒に付き添いながら教えてくれるのは大きなメリットと言えます。

特にナイトツアーなどの生物探索では、同じ場所を通っても一般の方には見つけられない生物をガイドの方が見つけてくれたり(そこに住む生物の動向やポイントを把握している)、森のツアーガイドであれば樹々の名前だけでなく、由来や特徴、現地文化との関りを説明してくれたりと、同じコースを辿るにしてもガイドの有無で満足度が大きく変わります。

デメリット1:自由度

安全で快適なプランを提供するため、ガイドは何度も繰り返し利用しているプランをご案内します。

逆に言えば、いつ・どこで・何をするのか、が決まっていて、お客様の自由に合わせることは難しくなります。

デメリット2:料金が高め

現地やその分野の優れた知識を持つ人間を一人付き添わせるわけですから、料金がそれなりに高くなります。

デメリット3:ガイドが無意味な場合もある

事前リサーチや口頭の説明で、十分な情報が得られ、それを楽しむ為に専門の知識を必要としない場合であれば、安全に気を付けた上で自分たちで自由に行った方が満足度も高いでしょう。

個々人それぞれの知識や安全意識には差がありますので、保険的な意味でガイドをつける意味はありますが、ある意味で自由な行動を制限する要素ともなってしまいます。

アイテムレンタルプランのメリット、デメリット

メリット1:自由度が高い

なんといってもレンタルプラン1番のメリットは自由度の高さにあるでしょう。

サイクリングなら観光ついでに好きなお店やスポットに立ち寄ることも、そこでどのくらいの時間を使って楽しむのかも、全て本人次第です。

パドルボードやカヤックなら、景色を楽しむのも釣りを楽しむのもよし、フリースタイルで様々なアクションに挑戦することも楽しいでしょう。

時間もゆったりとれますので、お子様連れでもマイペースにゆっくりと楽しむことができます。

他の人とは異なる、あなただけの専用プランを楽しむことができるのが魅力です。

メリット2:コスパが良い

サイクリングやキャンプをするとして、アイテムを購入して旅行先まで持っていくとなるとお金も労力も大変です。

現地でレンタルできるなら、それだけでもコスパが非常に良いと言えます。

また、購入したアイテムの利用頻度を考えてみましょう。

パドルボードやBBQセットを購入したとして、年間にどれくらいの頻度で利用されるでしょうか。

頻度が高くないと感じるのなら、必要な時だけレンタルして管理や保管の心配のないレンタルで良いと言えるでしょう。

当然、アイテムレンタルのみのプランはガイドをつけるよりも人件費を必要としない分、安価でレンタルできます。

メリット3:経験豊富なスタッフからのアドバイス

購入したアイテムの仕様がよくわからず、なかなか使えなかったことや後から“こうしておけば良かった”なんて後悔をされた経験は誰でも少なからずあるのではないでしょうか。

レンタルであれば貸出をしている店舗のスタッフはそのアイテムについて一般の方よりも熟知しています。

基本的な使用方法はもちろん、注意点やより楽しむ方法など、様々なアドバイスが得られることで、そのアイテムを100%楽しむことができるでしょう。

デメリット1:安全管理は自分たちで

アイテムレンタルのプランではガイドはつきません。当然、自身やパートナーの安全は自分たちで気を付けなければなりません。

おすすめのサイクリングロードや比較的安全に楽しめるビーチなど、スタッフからのアドバイスは受けることができますが、常に側にいるわけではない以上、スタッフの予想しない危険もあるかもしれません。

安全には十分に気を付けて、無理のないように楽しみましょう。

デメリット2:時間管理は自分たちで

レンタルですから、当然前もって返却時間を決めてプラン料金を支払います。

予定の時間に予定の場所へ、しっかりと返却できるよう、時間管理は借りた本人たちで行っていただかなければなりません。

約束の時間に返却されなかった場合で連絡も取れないとなると、何かあったのではと警察や海上保安等に連絡し、捜索を依頼することもあります。延長料金だけではなく捜索費用なども請求される場合があります。

そもそも予定の時間に返却できないとあなた自身のその後のスケジュールが狂うことになってしまいます。

夢中になって楽しんでいただけているならば、貸してる側としても本望ではありますが“時間を忘れて”楽しんでしまわないよう、時間管理には気を付けて予定の時間に返却できるようにしましょう。

デメリット3:知識や情報も自分たちで

アイテムの使い方や楽しみ方、お薦めのスポット等スタッフから直接アドバイスを受けることはできますが、プランを十分に楽しむには自分たちで情報を得ることが大事です。

例えば、サイクリング中に立ち寄れる予定のお店にはどんなところがあるのか、逆に目的としているお店に立ち寄りながら回れるスポットはあるのかなど、あなただけのプランを満足いくものにする為には事前の情報収集が必要となります。

もちろん、スタッフに相談して情報を得ることもできますが、あなたのオリジナルプランがスタッフのよく知る情報だけで構成されているとは限りません。プランの満足度を高める為にも、安全の為にも、できる限りの情報を得ていく方が良いと言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。シンプルにまとめると下記のようになります。

ガイド付きツアー ⇒ 安全性◎ 自由度△ 価格△ 満足度◎

アイテムレンタル ⇒ 安全性△ 自由度◎ 価格◎ 満足度〇

もちろん、価格や満足度などはプラン内容や本人次第な部分が大きいので、一概に上記の通りとは言えませんが、ニュアンスは伝えられたのではないでしょうか。

この記事も参考にして、奄美大島でのあなたの思い出が素晴らしいものとできるよう、アクティビティを楽しむためのプラン作成をご一考いただけましたら幸いです。